Base32とは

テキストではないデータをバイナリデータと呼びますが、０か１が任意の個数ならんだ情報です。 通常はバイト単位で扱われるので８の倍数のビット数ですが、８の倍数でない場合は0などを足して 見かけ上８の倍数にしている場合もあります。

Base32とはバイナリデータをテキストで表現する一つの方法です。
バイナリをテキストに変換する方法を順に説明します。

８の倍数をなっているバイナリデータをずらりと１列に並べて先頭から５ビットずつに分けていきます。
例えば１０バイトのバイナリとは０か１が８個ならんだ単位が１０個ならんだものです。
８０個の０または１を５ビットずつに分けると１６個の塊になります。
一つの塊に5ビットの情報があるので、２の５乗（＝３２種類）の情報を３２種類の文字に 対応付けて置き換えます。
０〜３１の値は半角大文字のA〜Z、それに加えて半角数字の2〜7になります。
０と１は英字のＯ（オー）とＩ（アイ）と見た目で間違いやすいので使用されていません。
このようにして１０バイトのバイナリデータは１６バイトの文字列に変換できます。